2013年01月29日

LALA3月号 夏目友人帳感想

遠い祭り火の章、前編。大ネタの開始回。前後編か三回連載かは不明です。開始回の例によって謎が多いです。中途半端な感想になりそうですが、以下ネタバレ、たたみます。


田沼(とおそらくはそのお父さん)の出自または過去が絡んでいそうな新章。
そもそも出だしからしてお父さんのご住職についている神格の妖しなるものが登場してちょっとびっくり。(登場しているといってもしゃりしゃりした糸のような物体なのですが…ニャンコ先生によると、輪郭が光っているらしい)
振り返れば、確かに田沼のお父さんは登場当初に「どこぞの神に気に入られて加護でも受けているのかもしれんな」と語られてはいましたが(しかも活字じゃなかった書き文字だった…)、まさかここにきてその神様が登場するとは思いもよらず。しかもあのニャンコ先生が明らかにびびっていてなおびっくり。

さて、田沼の親戚の民宿にお手伝いに行くことになった夏目と西村北本。そのあたりは妖しが多いぞ、ということでニャンコ先生もついて行くことに。

ここでふと思ったのは、最初から「そのあたりは妖しが多い」という情報を得ていたら、夏目は西村と北本の参加を止めただろうか?ということです。夏目としては、何も知らない、何も見えない友人を、危険があるかもしれない場所に同道したくはないはずです。けれど、危険が必ずあると決まったわけでもない状況で、北本西村の参加を無理に止めることも夏目には出来ない気がする。今回は危険(かも)情報が後付だったので、このあたりのジレンマはなかったわけですが、今後の展開の中でまた「北本西村に対して夏目はどうするのか」というあたりが見えてくればいいなと思います。たぶん、そういうジレンマと夏目は追々折り合いをつけていかなければいけないわけで、それを含んでの「また閉じこもって、得かけているものを手放してしまうのも怖かった」というモノローグ、そして「夏目にはきっと、必要なんだよ」という名取の一言のリプライズだと思うので。

田沼の(カナメちゃん…ぷっ)過去はちょっとせつない。幼い彼を知っている親戚の叔母さんや近所の人が、友達をたくさん連れてきた田沼を喜ぶのは、かつてこのあたりに住んでいたときの田沼が一人になりがちなのをいつも見ていたからでしょう。…としんみりしていると、そこから怒濤の事件が。楽しい一日目を過ごした夏目たちの部屋に、何か怪しいものが侵入してくるのです。

旅館で泊まっているときに何かが部屋に入ってくるというのは実話怪談では定番の展開ですが、夏目では、そもそも夏目が旅をすることがあまりないので、あまり使われた記憶がありません。お泊まり回は二回ほど記憶にありますが、片方は既にその旅館に封じられた妖しがいたパターン、もう片方は民宿の女主人が妖し(人魚)を探している話で、妖しは池から出てこられませんでした。なのでわりと新鮮。…そういえば、その数少ないお泊まりでのエピソード(押し入れにツボ)の話を皆に披露するなんて、夏目もだいぶさばけてきたなあ…。

妖しの侵入の翌朝、覚悟を決めて田沼にだけは事情を話す夏目。一人増えている宿泊客。妖しを追って祭りの行われる山へいったきり戻ってこないニャンコ先生。…そして、明らかに人ならざる動きで民宿内を探るイトさん(近所のおばさん)の姿。…待て次号!ですね。

予想としては、田沼のお父さんについている神様が、今回祭りが行われる山の神様で、彼(または彼女)が留守なので、祭りの祭具が盗まれるという事態が起こってしまった。イトさん(妖し(仮))は一応味方側で、彼女に夏目と田沼は追い使われつつ謎を解決…するのではないかと思うのですが、何故祭具が盗まれたのか、何故ニャンコ先生が戻らないのかは謎…。あと、田沼のお父さんが再登場するかも謎。してほしい気がします。守ってくれてる神様との関わりを詳しくおしえてほしい…。

今回は、北本と西村がいるのが、夏目的にはきつい状況なのではないかと思うのですが(知られたくないし危ない目にも合わせたくない)、そのあたりがどう処理されるのかも楽しみです。待て次号〜♪
posted by 麻井由紀 at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 夏目友人帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/316765146
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。